世の中にはすごい人たちがいるものですね。
本日はこのブログでも人気のRCIのMT4用インジケーターをご紹介します。
RCIとはRank Correlation Indexの略で、「順位相関係数」をあらわします。
MT4プラットフォーム上ではRCIと言えば、SpearmanRankCorrというインジケーターが有名
ですが、MTF(複数時間)対応であったり、アラートをだすものまでバリエーションはたくさん
あります。
Maiの注目するトレーダー作成のインジケーターです。どの方も良心的で無料で配布されて
います。ご自身のトレード手法にあったものをお好みでチョイスしてみてください。
もちろんご利用にあたっては自己責任でお願いいたします。
①SpearmanRankCorr.mq4
まずは定番のSpearmanRankCorr。複数期間のRCIを同じチャート上に表示するには、
インジケータをドラッグ&ドロップで最初に表示させたRCIのフレームにもっていくと表示され
ます。
SpearmanRankCorrの場合、期間の最大値が設定されているので、そのパラメータを大きく
変更してあげればRCI(52)やRCI(87)も表示されるようになります。
2本しか表示されない!?という方はRCIを表示させたフレームで右クリックをしてパラメータを
表示させてみてください。
このインジケーターの表示の幅は-1から+1になっていることです。もし-100~+100をお好み
でしたら、以下ご紹介するものをどうぞ。
②RCI.mq4
私が大好きなサイトのひとつ、ディ・アフター・トレードのSeeyaさんがご作成したRCIインジ
ケーターです。
SpearmanRankCorr.mq4を改良して処理対象のバー数をパラメーターで指定できるように
なっています。表示も-100~+100になっています。①を先にあげておきながら、標準という意味
ではこのインジケータがオススメです^-^; 複数期間も①同様に重ね合わせで表示できます。
こちらのサイトよりダウンロードしてください。
RCIを期間9,26,52,87で4本線表示してみました。
③RCI_3Line_v130(現時点でのバージョン名)
naritenさんのブログ「MT4とVTのFX自動売買プログラミング」で紹介されている無料のインジ
ケーター。ダウンロードはこちらから。
この方はVT用インジケーターからMT4用のEAまで作成されています。
す、すばらしいーーーー感激
デフォルト期間は、9、26、52となっていますが、期間のパラメータを自由に変更することが可能
です。
naritenさんいわく、①より動作が軽いとのこと。複数時間表示させると固まってしまう方はぜひ
これを使ってみてください。
②と違うのは3本線を同時に表示させていますので、3本線使いの方はぜひ。
④RCI_mtf, RCI_three, All RCI, All RCI_three
理系研究員のFX研究報告書さんのサイトで配布されているMTF対応!RCIインジケーター
です。RCI1本線と3本線の2バージョンあります。ページの下の方に自作MT4インジケーター
が紹介されています。ダウンロードはこちらから。
RCI_mtfの方はその名前の通り、MTF対応ということで、15分足のチャートに15分足RCI(9)と
60分足RCI(9)を表示させてみました。
TimeFrameは0であればデフォルトで表示させている現在のチャートの時間足に対応したRCI
を表示させますが、ここを変更することで別の時間軸のRCIを表示させることができます。
いい感じですね^-^*
TimeFrame対応は以下の通りです。
Current:0、M1:1、M5:5、M15:15、M30:30、H1:60、H4:240、D1:1440、W1:10080、
MN1:43200
H1が60分なので、4時間足のH4は60×4=240、日足のD1は60×24=1440・・・・となります。
ここから変更できます。
MTF対応ではないですが、RCI_threeを表示・・・と思いましたが記事が長くなってきてしまった
ので省略^-^;見た目は③と同じです。
さらにAll RCIとAll RCI_threeを表示。画像では切れてしまっていますが、左側にスクロール
すると、現在の時間軸でのRCIだけではなく、M1,M5,M15,M30,1H,4H,1Dの7時間軸全ての
RCIを表示させることができます。All RCI(上)は1本線、All RCI_three(下)は3本線です。
3本線表示はMT4の動作が重くなってしまいますので要注意です。
以上、長くなりましたがRCIのインジケーターのご紹介でした。
Happy Trading 🙂 Mai