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RSI(相対力指数)をどう活用するか(備忘録メモ1)

日々の値動きから「買われ過ぎ」・「売られ過ぎ」を判断するオシレーター系の分析方法

のひとつにRSIがあります。

RSIとは、Relative Strength Indexの略称で米国のテクニカルアナリスト、J・ワイルダー

によって開発されました。

RSIによって、とは、現在の上昇(下落)トレンドがどれだけ強力なのかをパーセンテージ

で表す指標で、その数値の高さと低さによって現在のトレンドの強さを把握することが

できます。

<RSIの計算方法>

RSIの数値は以下のような数式で算出することができます。

過去n日間の上昇幅の合計
RSI= ―――――――――――――――――――――――― × 100(%)
過去n日間の上昇幅の合計+過去n日間の下落幅合計

※nは任意の数字ですが、一般的に14日という日数が多く使われているようです。
このあたりは各時間足やトレードスタイルによって、ご自身で調整してください。

その1)一般ルール

RSIを上記の計算式により算出し、教科書的ルールとしては、

----------------------------

<そろそろ売りかも?のタイミング>

80%以上…「非常に買われ過ぎ」の状態。相場反落の可能性大。

70%以上…「買われ過ぎ」の状態。相場は天井圏と判断される。

----------------------------

<そろそろ買いかも?のタイミング>

30%以下…「売られ過ぎ」の状態。相場は底値圏と判断される。

20%以下…「非常に売られ過ぎ」の状態。相場反発の可能性大。

----------------------------

の2種類に分けることができます。

これは同じオシレーターであるストキャスティクスと同様に、100%に近ければ近いほど

買われ過ぎであり、逆に0%に近ければ近いほど売られすぎ、ということになります。

しかしながら、私は必ずといっていいほど紹介されているこの一般的なルール?を無視

しています。

重要なのはその2以降です。

その2)中級ルール:ダイバージェンス

ダイバージェンス(divergence、乖離(かいり)の意味)とは、RSIをチャートにしたもの

と相場の動き(ローソク足)とが一致せず、その方向が相反する状態のことをいいます。

例えば、為替相場が上昇を続けているにもかかわらず、その動きをベースに算出した

RSIの動きが逆に下落している、といった状態を“ダイバージェンス”といいます。

ダイバージェンスの出現は、現在進行中のトレンドが間もなく終了し、相場が転換点に

さしかかっていることを示す非常に重要なサインとなります。

これはなかなか気づきづらいかもしれませんが、かなり有効なサインです。

このダイバージェンスは他のテクニカル指標でも有効です。

Metatrader4でこのダイバージェンスを表示させるための便利なインジケーターがあります。

私のいつもお世話になっている右リンク先にもありますダブルオーさんのインジケーター

(無料)です。

ダウンロードこちら> Metatrader掲示板 00-RsiDiv_v100.mq4

表示させるとこんな感じです。なかなかみづらいダイバージェンスを視覚的にみることが

できる便利な

インジケーターです。感謝^-^@

00-RsiDiv_v100.pngこのダイバージェンスについてはまた別途記事にしてみたいと思います。

その3以降については次回の記事で。

Happy Trading 🙂 Mai

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