今日は基本的な「平均足」を使った手法で有名なCompass FXの「Synergy Trading Method」
の基本編をご紹介します。
・市場動向を把握するにあたって以下の4つの観点で相場を判断します。
①Price Action (値動き)
②Trend(トレンド)
③Momentum(モメンタム:勢いと方向性)
④Market Strength(市場の強さ)
・上記4つの状況を判断するには以下のテクニカルを活用します。
①Price Action + ②Trend判定 → 平均足+Price Action Channel(PAC)
③Momentum+④Strength判定 → TDI(Trade Dynamic Index)
・平均足の終値がこの手法にはポイントで、終値がPrice Action Channel(PAC)を
またぐかどうかで判断します。
・平均足によって、マーケットのノイズをできる限り排除します。
・色だけではなく、平均足の形にも注意すること。トレンドの転換しそうなサイン
には特に注意する。ひげの長さ、十字線など。ここはローソク足の見方と同じです。
最低限知っておくべき形については後日Upします。
・Price Action Channel(PAC)について
①移動平均線(MA)のスムーズドを活用します。
②チャンネルのトップラインは高値をベースにしたMA(5)のスムーズド
③チャネルのボトムラインは安値をベースにしたMA(5)のスムーズド
→ これにより、トレンドのでている方向性とレンジ状態を把握します。
→ また、エントリーのタイミングとして利用します。
買い(ロング) = PACチャネルのトップラインを平均足終値が上に抜ける!
売り(ショート)= PACチャネルのボトムラインを平均足終値が下に抜ける!
→ この2つのラインより構成されるチャネルの間に終値があるうちは、レンジ相場
と判断します。
・TDI(Trade Dynamic Index)について(Momentum + Strength)
トレンド方向だけではなく、モメンタムやマーケットボラティリティを把握できる
ハイブリッドな指標です。
→ 緑ラインのベースはRSIで50ラインで上下を判断します。
(基本的なRSIの使い方と同じです)
→ 緑ラインがさらに68か32ラインを抜けるかどうかでもエグジットを判断する。
→ 赤ラインがシグナルラインです。赤ライン+緑ラインでクロスする方向や位置で
エントリーやエグジットのタイミングをはかります。
→ さらに黄色ラインがマーケットベースラインとよばれるもので大きなトレンド
を示しています。緑ライン+黄色ラインでトレード方向を決めます。
→ 黄色ラインはトレンド転換のポイントを示しています。68,32が注意するところ。
→ 上下の青ラインはボラティリティを表しています。
ボラティリティとは相場変動の激しさ、幅を表します。つまり変動率です。
→ 緑が青を最初にクロスして抜けた時に、それぞれの方向に再エントリーを考慮
します。エグジットは緑が再度青を逆方向に抜けた時です。
→ 青バンドの幅で市場にボラティリティがあるかどうか、トレードするタイミング
かどうかを判断します。
この幅があまりにも狭い場合、相場の動きが活発ではないということになるので
トレードしたとしても利益ものってきません。これはどの手法にもあてはまる
ことだと思いますす。
続きはまたの次回に・・・
Happy Trading 🙂 Mai